ChatGPTをスプレッドシートで関数化!=GPT()で要約・分類が一発|AI関数により正規表現不要に

2024年より、一部のGoogle Workspaceユーザー向けに、生成AIと連携した新しい関数「=AI()」の提供が始まりました。
Googleが提供する生成AI「Gemini(旧Duet AI)」と連携しており、簡単なプロンプト(指示)とセルを指定するだけで、スプレッドシート上でAIを活用できる仕組みです。
このニュースを知ったとき、「これはすごい!」と思った方も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、ふと「ChatGPTでも同じことができないだろうか?」と気になり、ChatGPTに聞いてみたところ……なんとGAS(Google Apps Script)を使えば、同様の関数を自作できるとのこと!
というわけで、実際にChatGPT API × GASで =GPT() 関数を実装してみた結果を紹介します。
ChatGPTをスプレッドシート関数として使う方法
1. APIキーを取得する
OpenAIの公式サイトからAPIキーを発行します。
2. GASコードを書く
GASの導入方法
3. スプレッドシートで関数として呼び出す
実際に使ってみた!
▶ 要約機能
▶ 正規表現代替(情報抽出)
これは正直、衝撃でした。
位置ズレ・記号ズレ・改行など、正規表現では対処が難しい部分も、自然言語の文脈から正確に情報を抜き出してくれるんです。
しかもフォーマットも統一されていて、DB登録や再加工もしやすい。
▶ 感情分析(スコア付き)
A1: ふざけんなよ。むり
=GPT("次の文を感情分析して5段階評価して。" & A1)

この精度、恐るべしです。5段階のスコア+解説付きで感情を丁寧に分析してくれました。
面談ログ、アンケート、Slackメッセージなどの感情スコアリングにも応用できます。
複雑なプロンプトも、細かい指示も必要なし。
▶ if条件で分岐(応用)
ifで条件を分岐させることも可能。

↓

なぜこの仕組みがすごいのか?
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GPT-3.5を使用しているので超低コスト
100文字の入力+500文字の出力でも、APIコストは約1.2円程度 -
ループや正規表現が不要
文章をそのままAIに渡せば、整形や抽出をすべて代行してくれる。今までRPAを使う上で特にネックになっていたプログラミング的な知識がほぼ不要に。 -
自然言語による柔軟な処理
形式が多少崩れていても、意味を汲み取って処理可能
もう、本格的に「関数を書く」時代から、「問いを投げる」時代にシフトしているのを実感します。
これからの時代、人間に求められる力とは?
ここまで簡単になると、AIを使うための専門スキルはほとんど不要です。
プロンプトと関数だけで、日常業務にAIを組み込める世界になっています。
しかし、だからこそ問われるのが 「AIをどう活用するか」という設計力 です。
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何を自動化すべきか?
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どこにAIを入れればラクになるのか?
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出力された結果をどう使えば業務改善につながるのか?
これらを見極める構想力が、今後ますます重要になっていくと感じます。
「業務×AIの設計力」が、人間に求められるスキルになっていくでしょう。
まとめ:業務の中心にAIを。設計できる人が未来をつくる
=GPT() 関数のような仕組みを使えば、スプレッドシートはもはや「表計算ソフト」ではなく、「AI業務アシスタント」としての役割を果たします。
これからは「誰が一番AIをうまく使えるか」ではなく、
「AIをどこに、どう使えば人の負担が減るか」を考えられる人が強くなる時代です。
実務に詳しく、構想力のある人こそが、AI時代の“仕組みづくり”をリードしていく。
そんな時代が、もう始まっています。
▼GPT関数の注意点も記載しています
▼GASとChatGPTの連携でさらなるカスタマイズをしたい方はこちらの書籍もおすすめです。
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